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「部屋をきれいにしたいけれど、どうしても片付けのやる気が出ない……」

「片付けを始めても、いつも三日坊主で終わってしまう」

オンライン片付けトレーナーのしげまつえみこです。

日々のレッスンやカウンセリングの中で、お客様から一番多くいただくのが、実はこんなご質問です。

「どうやったら片付けのやる気は出ますか?」

「モチベーションが上がらないのは、自分の意志が弱いから」と自分を責めてしまう方も少なくありません。しかし、心理学や脳科学の視点から見ると、それは大きな誤解です。

先日、ベストセラー『すごい習慣大百科』の著者である堀田先生の講演会に参加してきました。

すごい習慣大百科の堀田先生の講演会

そのお話を聞きながら、私は確信しました。

「片付けと習慣化は、切っても切れない仲なんだ!」と。

今回は、脳の仕組みを味方につけて「気合いに頼らず片付けを習慣化する2つの秘密」をお届けします。

1. 「やる気スイッチ」を待つのはNG!体が先、心が後

「モチベーションが高まったら片付けよう」と思っていませんか?

実は、「待っていてもやる気スイッチは入らない」というのが脳のメカニズムです。

講演会の中で、堀田先生は「体が先、心が後」とお話しされていました。

人間の脳や心は、不思議なことに「自分の体の動き」に後から引っ張られるようにできています。楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔を作るから楽しい気持ちになる。

それと同じように、片付けも「やる気(心)」が出るのを待つのではなく、まず「動く(体)」のが正解なんです。

脳には、行動を起こすことで初めて活性化する「側坐核(そくざかく)」という部分があります。まずは、5分以内で終わる極小の行動から始めてみましょう。

  • デスクの上のゴミを1個だけ捨てる

  • 引き出しを1段だけ開けて、中身を眺めてみる

「これくらいならできる」と体を先に少しだけ動かすことで脳のスイッチが入り、気付けば「心(やる気)」が後から追いついて、行動が乗ってくるようになります。

2. 習慣化の鍵は「意志の強さ」ではなく「手間を減らす仕組み作り」

では、その行動を無理なく続けるにはどうすればいいのでしょうか? 講演会の中で、堀田先生がとても分かりやすい「洋服をタンスやクローゼットに戻す時の事例」を話されていました。

一言で「服をクローゼットに戻す」と言っても、そこにはたくさんの「工程(手間)」が含まれています。

クローゼットに服を戻す

  1. 洋服をハンガーにかける

  2. クローゼットの扉を開ける

  3. 中のハンガーパイプの隙間を探して、掛ける

  4. 扉を閉める

疲れている時ほど、この細かな手間の積み重ねが心理的ハードルとなり、「後でやろう」と服が山積みになってしまうのです。

そこで有効な対策として紹介されていたのが、「クローゼットの手前にポールハンガーを置く」という方法でした。
(確か、このように対策されていると話されていたと思います。間違っていたら、ごめんなさい。)

【対策】ポールハンガーで手数の引き算をする

クローゼットの扉を開ける手間すら省き、手前に置いたポールハンガーに「サッと掛けるだけ」にする。これなら、帰宅して疲れていてもワンアクションで終わります。

このように、手間の数を圧倒的に減らすために「どういった仕組みを作るのか?」

これこそが、習慣化において最も重要なポイントです。

片付けを習慣にするためには、頑張って丁寧にやろうとするのではなく、「いかにラクに戻せるか」という収納の動線や仕組みのデザインが欠かせません。

余談ですが、私自身は、ポールハンガーでなく椅子の背もたれにかけています。

2. 習慣化の「21日説」は都市伝説?本当に必要な期間とは

「片付けを3週間続けられなかったから、自分はダメなんだ」と落ち込む必要はまったくありません。

よく巷で言われる「21日間で習慣になる」という説は、実は心理学や脳科学の世界では「都市伝説」と言われています。現在、最も有力視されている習慣化に必要な期間は【66日間(ほぼ2ヶ月)】です。

脳が「新しい行動」を「毎日やって当たり前の習慣」として認識するまでには、約2ヶ月の移行期間が必要です。

「2ヶ月かけて、ゆっくり新しい仕組みを暮らしの中に馴染ませていけばいい」と長期的な視点を持つことで、片付けに対するプレッシャーがグッと軽くなります。

4. 結論:習慣化の本質は「環境と仕組み」を変えること

すごい習慣大百科には片付けの解決のヒント盛りだくさん
堀田先生が最後に強くお話しされていたこと。それは、「習慣化するためには、自分の意志を変えるのではなく、環境と仕組みを変えること」でした。

冒頭でもお伝えした通り、片付けと習慣化は「切っても切れない仲」。なぜなら、片付けのゴールとは、一回限りのイベントではなく「使ったものを元の場所に戻す」という毎日の習慣そのものだからです。

「片付けられない」「続けられない」のは、あなたの根性や意志が弱いからでは決してなく、ただ、今の「環境」や「仕組み」が、あなたの行動を邪魔してしまっているだけ。

気合いで頑張ろうとするのを手放して、

  • 自分の行動動線に合った「環境」を整える

  • 頑張らなくても自然に元に戻せる「仕組み」を作る

この2つを意識するだけで、片付けのハードルは驚くほど下がり、毎日の暮らしが勝手に整い始めていきます。

5. まずはプロと一緒に「最初の仕組み」を作ってみませんか?

「理屈は分かったけれど、自分の家の場合、どこから手をつけたらいいか分からない」

「自分に合った『手間の少ない仕組み』を一緒に考えてほしい」

そんな風に思った方は、ぜひ一人で悩まずに私を頼ってくださいね。

私の「オンライン片付け体験レッスン」では、あなたのご自宅の動線やライフスタイルをじっくり伺い、脳や体が「これならラク!」と喜ぶオーダーメイドの収納仕組み作りをサポートしています。

「体が先、心が後」。まずはプロに相談してみるという「小さな一歩」から、リバウンドしない心地いい暮らしを一緒に手に入れませんか?

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まとめ:正しい仕組みを知れば、片付けはもっとラクになる

「どうやったら片付けのやる気出ますか?」という答えは、「体が先、心が後。まずは1分だけ目の前の小さな行動を起こすこと。そして、頑張らなくても戻せる『環境と仕組み』を作ること」です。

片付けに必要なのは、強力な意志の強さや気合いではなく、脳の特性を理解した正しいアプローチです。

今回ご紹介した内容は、堀田先生の著書『すごい習慣大百科』でも分かりやすく解説されています。「いつも途中で挫折してしまう」「片付けたいけれど一歩が出ない」という方に、ぜひ一読してほしいおすすめの一冊です。

「これなら自分にもできそう」と思える小さな一歩から、心地いい暮らしへの習慣を一緒に育んでいきましょう!

本日ご紹介したおすすめの1冊

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片付けトレーナー
しげまつえみこです。

訪問・オンライン(オンライン全国対応)
で片付けをサポートしています。

お母さんの暮らしがラクになる工夫
片付けの仕組み作りの話などを
アップしています。

佐賀県神埼市在住

重松恵美子プロフィール