ご主人が、または娘さんが、ある日突然「部屋を片付けてくれた!」という経験はありませんか?
散らかっていたリビングが、ものの数十分で見違えるようにスッキリ。
一瞬、「なんて片付け上手なの!」と感激してしまいますよね。
ですが、その後にこんなエピソードを聞くことがあります。
「部屋はスッキリしたんだけど、あの時使っていた大事な書類がどこにもないの…」
「よく使うハサミやペンが、なぜか全然違う場所から出てきた…」
一見、片付けが上手に見える人たちが陥りやすい、残念な落とし穴についてお話しします。
その「スッキリ」は、ただの「移動です」
結論から言います。もし、ご家族の片付け後に「物がどこに行ったかわからない」という事態が頻繁に発生しているなら、それは残念ながら「片付け上手」とは呼べません。
彼らが使っている手法は、たいていこれです。
【緊急片付けの必殺技】
散らかっているモノを、見えない別の部屋(物置、空き部屋、押入れ、とりあえずのボックス)へ一気に移動させる!
目の前の空間だけが綺麗になるので、「見た目のスッキリ感」は満たされます。しかし、その裏側では、以下のような大きな問題が発生しています。
1、モノの「住所」が定まっていない
私のブログを読んでる方は、耳にタコができるくらい目にするフレーズだと思いますが、何度でも言います(笑)
片付けの基本は「モノの住所を決めること」です。
必要なモノが、必要な時に、指定の場所にある状態がベストです。
別室に一括移動されたモノは、もはや「迷子」。
喧嘩の原因に繋がったり、探すという無駄な時間が発生し、家族全員?もしくは単独で迷子探しが始まります。
2、ストック部屋が「物置」と化す
別室に移動されたモノは、そのまま放置される傾向にあります。
その部屋は次第に「一時的な避難所」から「開かずの物置」へと変わり、いつかその部屋を片付けるという大きな課題を残すことになります。
3、モノの総量は減っていない
最も重要なのは、モノの総量が全く減っていないことです。
一時的に隠しただけで、モノの管理ができていない状態は続いています。
この状態では、またすぐに元の部屋が散らかるのは時間の問題です。
真の片付け上手がやっていること
真の片付け上手な人が行っているのは、「移動」ではありません。
- 要・不要の判断: まず、モノ一つ一つと向き合い、「今の自分にとって必要か」を判断し、不要なモノを手放します。(これが最も時間のかかる作業です)
- 分類と定位置の決定: 残すモノを「種類」「使用頻度」で分け、「どこに戻すか」という住所を明確に決めます。
- 使いやすい収納: 定位置に戻しやすい仕組みを作り、散らかる前に戻す習慣をつけます。
もしご家族が「スッキリさせる名人」なら、ぜひ一度立ち止まって、「そのモノは、どこへ行ったの?」と聞いてみてください。
答えれるようであれば、片付け名人です。
わからないのであれば、ご家族には任せずにご自身で片付けの仕組みを作り、戻すことをオススメします。
見た目の綺麗さだけでなく、家族誰もがわかる仕組み「必要なモノがすぐ取り出せる」快適な生活を目指しましょう!
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