「せっかく片付けたのに、またすぐに部屋が散らかってしまう…」
そんな経験はありませんか?
雑誌やSNSで見かけるような、おしゃれな収納を見て真似してみても、すぐに元に戻ってしまう。
それはもしかしたら、見た目重視の片付けをしているからかもしれません。
今回は、見た目重視の片付けがリバウンドしやすい理由と、本当にスッキリ暮らすための収納術についてご紹介します。
なぜ、見た目重視の片付けはリバウンドしやすいの?
雑誌やSNSで見かけるような、おしゃれな収納に憧れる気持ちはよくわかります。
しかし、見た目ばかりを重視した収納は、実はリバウンドしやすいという側面があるのです。
それはなぜでしょうか?
- 収納グッズに頼りすぎる: おしゃれな収納グッズを揃えても、モノの量が多ければ、結局は収納しきれないものが出てきてしまいます。
- 機能性を無視: 見た目重視で収納グッズを選んでしまうと、使い勝手が悪くなり、結局は出しっぱなしになったり、探し物が増えてしまうことも。
- 一時的な満足感: 見た目だけを整えても、根本的な解決にはなりません。
私自身も片付けを学ぶ前は、SNSを参考にしながら、収納用品を購入していたことがあります。
しばらく使ってみると、「取りづらいな」「存在を忘れてた!使いづらいな」という思いが出てきましたが「せっかく買ったし、使いづらいけど、そのまま使ってみよう」と我慢しながら使っていたことがありました。
結局、根本的な解決ができないまま、やり過ごす。
リバウンド生活を送ってました。
片付けは「見せる収納」と「隠す収納」のバランスが大切
片付けには、「見せる収納」と「隠す収納」の2つの考え方があります。
- 見せる収納: おしゃれな収納ボックスやインテリアを取り入れ、お部屋をおしゃれに見せる収納です。また、おしゃれは一旦置いといて、家族がわかりやすく、取り出しやすく戻しやすい方法もあります。
- 隠す収納: 目につかない場所にモノをしまう収納方法です。視覚からのストレスは軽減されます。
どちらが良い悪いということではなく、それぞれのメリットデメリットがあります。
見せる収納のメリット
- 気分が上がる: 自分も好きなものに囲まれた空間は、生活に彩りを与え、気分が上がります。
- 家族にもわかりやすい: 家族から「あれはどこ〜?」と言われる回数が減る。また取り出しても元に戻してくれるようになる。
見せる収納のデメリット
- 完璧主義になりがち: 常に綺麗な状態を保とうとするあまり、ストレスを感じてしまうことも。
隠す収納のメリット
- スッキリとした空間を保てる: 一時的にはスッキリ。目につかない場所にモノをしまうことで、視覚的なストレスを軽減できます。
隠す収納のデメリット
- 探し物が増える: モノの定位置が決まってない場合、どこに置いたかわからなくなり、探し物が増え、ストレスに繋がる。
- モノの量を把握しにくい: 隠す収納が多すぎると、全体の量が把握できず、買い物の重複買いが増えてしまうことも。
本当にスッキリ暮らすためには?
「見せる収納」と「隠す収納」をバランスよく取り入れることが大切です。
- 優先順位をつける: まずは、よく使うものや大切なものを手の届きやすい場所に収納しましょう。
- 収納グッズを選ぶ際は、機能性を重視: おしゃれなだけでなく、使い勝手が良いものを選びましょう。ここ大事です!
- 定期的に見直しをする: 定期的に収納を見直し、不要なものは処分しましょう。
片付けのポイントは、
- モノの量を減らす
- モノの定位置を決める
- 使いやすい収納方法を見つける
ことです。
最後に
見た目重視の片付けは、一時的な満足感を与えるかもしれませんが、長続きしないことが多いという印象です。
片付けは、その場しのぎの片付けでなく、片付けられない原因を見つけて、根本的に解決していくことが大切です。
まずは、少しずつでも良いので、見た目重視ではなく自分にあった片付け方を見つけて、自分の理想の暮らしを目指しましょう!
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片付けトレーナー
しげまつえみこです。
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お母さんの暮らしがラクになる工夫
片付けの仕組み作りの話などを
アップしています。
佐賀県神埼市在住