SNSを開けば、ホテルライクな部屋や、生活感ゼロの美しい空間が目に飛び込んできますよね。
誰でも「こんな部屋に住みたい!」と憧れるものです。
しかし、片付けのプロとしてお伝えしたいのは、「あなたが憧れる部屋」と「あなたが無理なく維持できる部屋」は、似ているようで全く別物だということ。
ここで、あの大谷翔平選手の有名な言葉を思い出してください。
「憧れるのはやめましょう!」
これは、野球だけでなく、片付けにも通じる非常に深いメッセージと私は思っています。(もちろん、大谷選手は片付けについて言ったわけではないと思いますが!笑)
ただ、この「憧れ」がリバウンドの最大の原因になっていることがあります。
今回は、理想を追い求めすぎて疲弊しないために、「憧れ」と「現実」のバランスをどう取るか、具体的な折り合いのつけ方をご紹介します。
なぜ「憧れ」は片付けのリバウンドを引き起こすのか?
美しい部屋の写真は、あなたの「意識(こうありたい)」を刺激します。しかし、それを実現しようとすると、あなたの「潜在意識(いつもの習慣)」との間で激しい対立が起きてしまいます。
プロの私も経験!憧れが自分に合わないと感じた瞬間
実は、私自身も過去にSNSで見かけた「白い収納用品で統一された空間」に憧れ、完璧な「隠す収納」を目指して失敗したことがあります。
見た目が美しい収納ボックスや、扉の奥に細かく分類する仕組みを取り入れました。しかし、すぐに気づいたのは、「使うとき、元に戻すときの動作が多すぎる」ということです。
プロだからといって、常に完璧な正解を知っているわけではありません。
大切なのは、「合わない」と感じたときに、「見た目」ではなく「動線(ラクさ)」を優先して、すぐに仕組みを変える判断ができることです。
▼憧れをやめ、片付けられる仕組みにした話はコチラ(アフター画像もあります。)

摩擦の原因1:動線を無視した「隠す収納」への移行
憧れの部屋の多くは、モノを徹底的に隠す「隠す収納」を採用しています。
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憧れ優先の収納: 扉や引き出しの奥にモノを分類し、見た目の完璧さを追求する。
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問題点: 使うたびに扉を開け、分類ケースを動かし、モノを取り出すというアクションが増加し、元に戻すのが面倒になる。
摩擦の原因2:「生活感の排除」がストレスになる
ホテルライクな部屋は、モノが一切出ていません。しかし、これは「日常」を犠牲にしている証拠です。
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結果: 「使ったらすぐに片付ける」という習慣がないのに、憧れだけを追求すると、「出しっぱなしで怒られる」というストレスや、「完璧にできなくて自己嫌悪」に陥る原因になります。
プロが教える!理想と現実の「折り合い」をつける3つのステップ
憧れを完全に捨てる必要はありません。あなたの生活にフィットするように、理想を「チューニング」することが大切です。
ステップ1:憧れの部屋から「何に憧れているか」を抜き出す
憧れの部屋全体を真似するのではなく、どの要素に惹かれているかを分析します。
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もし「統一感」に憧れているなら: → 全ての収納ボックスを同じ色・素材にするだけでもOK。
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もし「広さ」に憧れているなら: → 「床にモノを置かない」習慣だけ取り入れる。
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もし「色合い」に憧れているなら: → まずは視界に入るタオルや小物の色を絞る。
目標を「部屋全体」から「一部のルール」に絞り込みましょう。
ステップ2:最もラクな「戻す動線」を最優先する
片付けられる部屋の最大のルールは、「どれだけラクに元に戻せるか」です。
憧れ < ラクに元に戻せること
たとえ見た目が少しダサくても、使う場所のすぐそばに「ポンと置ける定位置」を作ること。
扉を開けて奥にしまう収納より、オープン棚に分類して「サッと戻せる」仕組みを優先しましょう。
ステップ3:目標を「維持率100%」に切り替える
完璧な見た目を追求するより、「維持できるかどうか」に焦点を切り替えます。
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目標の変更:
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✖️ 目標:常にホテルライクな見た目(達成難易度 高)
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◉ 目標:夜寝る前に5分でリセットできる状態(維持率100%を目指す)
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80点の見た目でも、維持率が100%であれば、あなたの家は常に片付いている状態です。この「持続可能性」こそが、片付けの成功です。
まとめ:「憧れ」より「成長」を目標に
憧れの部屋に住んでいる自分を想像も良いのですが、「昨日より片付けが上手になった自分」に焦点を当ててみてください。
大谷選手が「憧れるな」と言ったのは、手の届かない理想に囚われるのではなく、「自分で行動し、成長する」ことこそが夢への近道だからです。
片付けも同じ。憧れの誰かではなく、「片付けられる自分」という目標を設定し、一歩一歩、現実の部屋を整えていきましょう。
あなたの部屋は、誰かの真似ではなく、あなたが心地よく過ごせる世界に一つだけの最高の空間になるはずです!
さあ、今日はどこを「憧れ」から「片付けられる現実」に変えますか?
自分にとって最高の「片付けられる部屋」を見つけたいあなたへ
「理屈はわかったけど、やっぱり一人だと何から始めればいいかわからない…」 「私の家の『現実的な正解』が知りたい!」
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片付けパーソナルトレーナー
しげまつえみこです。
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で片づけをサポートしています。
お母さんの暮らしがラクになる工夫
片付けの仕組み作りの話などを
アップしています。
佐賀県神埼市在住









