今日は、片付け相談の中で話題に上がる「収納があるのに片付かない問題」について書いていきます。
「収納さえあれば片付くはず…」
そう思って収納ケースやボックスを買い足したのに、なぜか散らかってしまう。そんな経験、ありませんか?
実は、これには深い理由があるんです。
収納は「入れる場所」じゃない
みなさん、収納って何だと思いますか?
「物を入れる場所」
「しまっておく場所」
よくこういう答えを聞きますが、これが最大の誤解!
収納は単なる「物を入れる場所」ではなく、「整理された状態を維持する場所」。
収納スペースがあることで「どんどん物を入れられる」と考えがちですが、実はそれが大きな落とし穴。
私がよく出会うのは、こんなケース。
「収納があるから、これくらいなら大丈夫かな」
と思って物を買い足し、気づいたら収納スペースがパンパンに。
結局、何がどこにあるか分からなくなって、また新しい収納を買い足す…。
この悪循環、とても多いんです。
所有欲という落とし穴
収納があることで、不思議と物が増えていく現象。
これには心理学的な理由があります。
人は「収納できる場所がある」と、無意識に所有欲が刺激されるんです。
「このスペースならまだ入る」
「もったいないから活用しよう」
こんな考えが、知らず知らずのうちに物を増やしてしまう原因になっています。
選択疲れって知ってますか?
物が増えすぎると起こる現象の一つに「選択疲れ」があります。
例えば、朝の服選び。
3着から選ぶのと、10着から選ぶのでは、どちらが疲れると思いますか?
答えは明らかですよね。選択肢が多いほど、脳は疲労するんです。
これは片付けにも同じことが言えます。
物が多すぎると、「どれを残して、どれを捨てるか」の判断に疲れてしまい、結局何も片付かない…というのはよくある話です。
あなたへのアドバイス
では、どうすれば良いのか?
1. まずは「収納=物を入れる場所」という考えを改める
2. 新しい物を入れる時は「1in1out」のルールを守る
3. 定期的に中身の見直しをする
4. 収納スペースの2~3割は必ず空けておく
特に大切なのは最後の「空きスペース」。
生活していると予定外の物が家に入ってくることがあります。
そんな時に収納スペースがパンパンだと置き場所なくて、床置きになってしまう。
そうなるとついつい収納用品や家具を買うという行為に走りがち。
整理をすっ飛ばして収納用品を先に買うことは、残念ながら片付けを複雑にしてしまう行為になりますのでお気をつけください。(整理が終わってて、明らかに収納が足りない場合は、購入されてください)
収納用品は整理が終わってから
一般的に「収納用品は整理が終わってから買う」と言われています。
なぜなら、整理が終わる前に収納用品を買ってしまうと、
- 必要のないものを買ってしまう
- 収納スペースに合わせた整理になり、本当に必要なものまで捨ててしまう
- 結局、片付かない
という事態に陥りやすいからです。
しかし!
実は、先に収納用品を買った方がうまくいくタイプもいます。
それは、右脳派と呼ばれる、直感や感覚を重視するタイプの人です。
右脳派にも右右脳と右左脳の2タイプありますが、【右左派】の人が唯一、先に買って良い人。形から入ることでモチベーションを高めることができます。
つまり、先に気に入った収納用品を買うことで、
- 片付け意欲が湧く
- 収納方法をイメージしやすくなる
- 楽しみながら片付けられる
という効果が期待できます。
もちろん、左脳派と呼ばれる論理的思考を重視する人は、従来通りの「整理してから収納用品を買う」方法が合っています。
大切なのは、自分の脳タイプを知り、自分に合った方法を見つけることです。
さて、自分はどのタイプなのか?
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片付けトレーナー
しげまつえみこです。
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アップしています。
佐賀県神埼市在住