「片付けたいけど、なかなか続かない…」「収納本を真似しても結局リバウンドしてしまう…」
そんな風に悩んでいるあなたは、もしかしたら、その「隠す収納」が原因で片付けをこじらせているかもしれません。
今回は、片付けが苦手な人が陥りがちな「隠す収納」の落とし穴と、リバウンドから卒業するためのプロ直伝の「見える収納」の仕組みをご紹介します。
なぜ「隠す収納」は片付けをこじらせるのか?プロが指摘する心理的落とし穴
「隠す収納」とは、収納物を外から見えないようにして、スッキリとした印象を与える収納方法です。
一見、部屋が広く見え、生活感を隠すのに適しているため人気があります。
しかし、片付けが苦手な人にとって、この「見えない」ことが大きな問題を引き起こします。
落とし穴1:溜め込みやすい「ブラックホール化」の心理
見えない収納スペースの中は、管理の目を逃れやすい「ブラックホール」と化します。
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どこにあるか分からなくなる: 見えない場所にしまうと、どこに何があるか分からなくなり、探す時間が増えるだけでなく、「持っているのにまた買う(二度買い)」が発生します。
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溜め込みやすい: 「見えないから大丈夫」とついつい物を詰め込んでしまい、収納スペースがパンクしてしまう「満杯ストレス」を引き起こします。
落とし穴2:探し物が増えることによる「片付けのハードルの高さ」
片付けのプロは、「モノを元に戻すまでにかかる手間や心理的な負担」のことを、「片付けのハードル」と表現します。
このハードルが高いほど、人はモノを戻すことを無意識にサボります。
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「扉を開けて、蓋を開けて、奥にしまう」という一連の動作は、片付けが苦手な人にとっては高すぎるハードルであり、最終的に「出すのは簡単、戻すのは面倒」という習慣を定着させてしまいます。
プロの体験談:私も隠す収納で失敗しました(見た目優先が続かない理由)
実は、私自身もSNSで見かけた白い収納用品を使用した空間に憧れ、完璧な「隠す収納」を目指したことがあります。
見た目が美しい収納ボックスや、扉の奥に細かく分類する仕組みを取り入れました。しかし、すぐに気づいたのは、「使うとき、元に戻すときの動作が多すぎる」ということです。
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扉を開ける
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分類ケースを出す
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モノを使う
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分類ケースを戻す
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扉を閉める
このたった数秒のアクションが、「面倒くさい」という気持ちを生み、後で戻そうと後回しになることが増えました。
プロだからといって、常に完璧な正解を知っているわけではありません。
大切なのは、「合わない」と感じたときに、「見た目」ではなく「動線(ラクさ)」を優先して、すぐに仕組みを変える判断ができることです。
現在の上段は、扉を開けたらすぐに取り出せる仕組みにしてます。
「見える収納」こそ片付けが苦手な人を助ける理由(3大メリット)
「え、でも、物が全部見えるのは嫌だ…」と思うかもしれませんが、見える収納には、隠す収納にはない、あなたの片付けを助けるメリットがたくさんあります。
メリット1:在庫管理が楽になり「二度買い」がなくなる
常に中身が見えることで、ストックの量や使用期限が視覚的に把握できます。
メリット2:家族がモノの定位置を覚え、片付けを分担しやすい
透明なケースやオープンな棚を使うことで、常に物がどこにあるかが把握できるため、家族も迷わず出し入れでき、片付けの分担が自然とできるようになります。
メリット3:視覚で認識できるため、「戻す」アクションが最短になる
「ここに戻す」という場所が明確であるため、考える手間が不要になり、モノを戻す際のハードルが劇的に下がります。
リバウンドしない「見える収納」の始め方と具体的なアイテム
片付けが苦手な人は、まずこの「見える収納」を試してみましょう。
ステップ①:全てを見せない!「使用頻度」で隠す/見せるを分ける
全てをオープンにする必要はありません。管理を楽にするため、「隠す」と「見せる」の境界線を設けましょう。
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見える化(オープン): 毎日使う一軍(例:調理器具、文具、よく着る服)
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隠す収納(扉の中): 使用頻度の低い二軍(例:季節もの、ストック品、思い出の品)
ステップ②:中身が見える収納グッズ活用術
中身が見える収納グッズを賢く活用しましょう。
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透明・半透明ケース: 無印良品のPPケースや、透明度の高いプラスチックケースは、分類しやすく在庫管理に優れています。
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浅い引き出し: 深さのあるボックスではなく、浅いトレイや引き出しを使うと、モノが重ならず、すべてが見渡せます。
ステップ③:「貼る収納」へ移行!ラベリングと定期的な中身の見直し
完全に見える収納が抵抗ある場合は、中身が透けないボックスに「ラベルを貼る」ことから始めましょう。
これを「貼る収納」と呼ぶこともあります。
【片付けが苦手な人への注意点】
完璧な見た目を求めると、「テプラでキレイなラベルを作って貼ろう!」と考えがちです。
しかし、テプラを起動し、文字を入力し、印刷するという工程は、気合いが必要になり、その時点で片付けのハードルが上がってしまいます。
まずは、テプラではなく、マジックでざっくりと手書きすることをお勧めします。
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最初のステップ: マスキングテープなどにマジックで「文具」「薬」と大きく手書きする。
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メリット: ラベルを貼るまでの準備時間がゼロになるため、片付けの勢いを止めずに作業を完了できます。
ラベルを貼っていても中身が違うということもよくあります(笑)。
完璧さよりも、「貼る」という行為自体で定位置を決めることを優先しましょう。
まとめ:大切なのは「自分に合った収納方法」を見つけること
隠す収納は、探し物に時間がかかったり、溜め込みやすくなったりと、片付けが苦手な人にとってはデメリットが多い方法です。
「見える収納」は、戻す場所が明確になり、片付けのハードルが下がることで、家族も自然と片付けができるようになり、ストレスも軽減できます。
大切なのは、焦らず少しずつ、自分に合った方法で続けることです。
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片付けパーソナルトレーナー
しげまつえみこです。
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アップしています。
佐賀県神埼市在住











