家の中の散らかりに圧倒されて、グッタリしていませんか?

実は、片付けられない原因って、あなたの性格のせいではなく、思い込みや間違った収納方法にあることが多いんです。

「私は生まれつき片付けが苦手なの…」なんて諦めている方!まだまだ希望はありますよ♪

今回は、片付けのプロが現場でよく見かける「やってはいけないNG収納方法」を5つご紹介します。

これを見直すだけで、お部屋の景色がガラリと変わりますよ!

(※2025.03.08追記:NG収納方法を3つから5つに増補しました)

NG収納1:「とりあえず」系収納(魔のブラックホール)

みなさん、こんな経験ありませんか?

「あ、これどこに入れようかな…とりあえずここに入れとこ!

実はこの「とりあえず」が、散らかりの元凶です(>_<)

「とりあえず」の末路

例えば、リビングの引き出しを開けたら…

  • 領収書

  • 子どもの塗り絵

  • 充電ケーブル

  • 去年もらったハンドクリーム

  • 使いかけのティッシュ

なんでもかんでも「とりあえず」で収納してしまうと、どこに何があるか分からなくなり、必要な時に見つからずイライラ…。結果的に「見つからないからまた買っちゃった…」という無駄買いにも繋がります。

【解決策】住所不定をなくす!

物には必ず「定位置(住所)」を決めましょう!

  • 領収書 → 書類収納ボックス

  • 子どもの塗り絵 → 子ども用の収納BOX

  • 充電ケーブル → デジタル機器用の引き出し

このようにカテゴリーごとに収納場所を決めることが、脱・散らかりの第一歩です。

NG収納2:「見えない収納」依存症

最近は100均でもおしゃれな収納ボックスがたくさん売っていますよね。

「とにかく物を入れて、蓋をして目隠しすればスッキリ!」 …って、実はこれもNGなんです(-_-;)

箱の中身はブラックボックス

私のお客様でこんな方がいました。

「しげまつさん、私の部屋、一見キレイに見えるでしょ?でも実は全部の箱の中身が分からなくて…」

箱を開けてみると…「あれ?これいつの?」「こんなものあったんだ!」という状態で、結局使えていない死蔵品がたくさん眠っていたんです。(実は私自身も昔、この経験があります笑)

【解決策】中身を「見える化」する

  • 透明・半透明の収納ボックスを使う

  • 必ずラベリングをする

  • 定期的に中身をチェックする

「隠す」ことより「使いやすさ」を優先しましょう。

NG収納3:「いつか使うかも」収納

これは本当によく聞く言葉です。 「捨てられない理由」の代表格ですよね。

・5年前に買った服
・もらいものの雑貨
・使いかけの文具
・説明書の山 など…

「もったいない」 「今後必要になるかも」 という気持ち、すっごくわかります!

一般論と私の考え方の違い

一般的には「3ヶ月使わなかったら捨てる」「1年着なければ処分」と言われます。

もちろん、これで手放せる人はそれでOKです。

しかし、私自身のやり方は少し違います。 私は「いつか使うかも」を保管しておくスペースを確保しながら、定期的に見直すという方法をとっています。

なぜなら、実際に「いつか使うかも」のものを「3年後」に使った経験があるからです。

【解決策】自分のルールを決める

無理に捨てる必要はありません。「いつか使うボックス」を作り、スペース(枠)を決めて管理しましょう。どの方法を選ぶかは、あなた自身が決めていいんですよ。

NG収納4:蓋付きボックスの「重ね置き」収納

片付けが苦手な人がやってしまいがちなのが、蓋付きの収納ボックスを積み重ねる方法です。

さらに中身を確認せずに箱を積み重ねてしまうことがよくあり、実は超危険な収納方法なんです!

下の箱が開かずの間になる

例えば、衣替え用の服やお下がり服を収納する衣装ケース!

下の箱の物を取り出すために必要な動作:

  1. 上の箱を別の場所に移動(重い!)

  2. 蓋を開ける

  3. 物を取り出す

  4. 蓋を閉める

  5. また箱を重ねる

こんな大変な作業、毎回できますか? 面倒になって「もういいや、取り出すのやめよう」「片付けるの後でいいや」となってしまいますよね(>_<)

【解決策】重ねない工夫

  • ボックスは横並びに収納する

  • 引き出し式の収納を活用する

  • よく使う物は手前に置く

NG収納5:アクション数が多すぎる収納

クローゼットの棚上にあるバンガーボックス

クローゼットの棚上にあるバンガーボックス 

「アクション数」って聞いたことありますか?

簡単に言うと、物を取り出すまでの動作の数のことです。

5アクションは挫折の元

例えば、こんな収納方法…

  1. クローゼットの扉を開ける

  2. 上に積んである箱を降ろす

  3. 蓋を開ける

  4. 中の小さな箱を取り出す

  5. その箱の中から目的の物を取る

1つの物を取り出すのに5回も動作が必要!

これでは誰だって「めんどくさい!」と感じて、出しっぱなしの原因になります。

【解決策】目指せ!最大3アクション

例えば、「①引き出しを開ける → ②取る」なら、わずか2アクション

ズボラさんでも、これなら続けられます(^^)v

 

いかがでしたか? これらのNG収納、思い当たる節はありませんでしたか?

片付けは特別な才能ではありません。

コツを知って、少しずつ改善していけば、誰でも上手になれるんです!

まずは、この5つのNGポイントを意識して、ご自宅の収納を見直してみてください。

ただ、収納用品を買うのは整理が終わってからになりますので、ご注意くださいね。

収納用品は整理が終わってから

一般的に「収納用品は整理が終わってから買う」と言われています。

なぜなら、整理が終わる前に収納用品を買ってしまうと、

  • 必要のないものを買ってしまう
  • 収納スペースに合わせた整理になり、本当に必要なものまで捨ててしまう
  • 結局、片付かない

という事態に陥りやすいからです。

しかし!

実は、先に収納用品を買った方がうまくいくタイプもいます。

それは、右脳派と呼ばれる、直感や感覚を重視するタイプの人です。

右脳派にも右右脳右左脳の2タイプありますが、【右左派】の人が唯一、先に買って良い人。形から入ることでモチベーションを高めることができます。

つまり、先に気に入った収納用品を買うことで、

  • 片付け意欲が湧く
  • 収納方法をイメージしやすくなる
  • 楽しみながら片付けられる

という効果が期待できます。

もちろん、左脳派と呼ばれる論理的思考を重視する人は、従来通りの「整理してから収納用品を買う」方法が合っています。

大切なのは、自分の脳タイプを知り、自分に合った方法を見つけることです。

さて、自分はどのタイプなのか?
「片付け脳タイプ」が知りたい方は↓以下のボタンをクリックして調べてみてね。

片付け脳タイプを調べる

 

片付けようと思ったときに真っ先に収納用品を買ってきていた私ですが、片付けられるようになってからは、収納用品が余ったり、選び方も変わりました!

現在は、整理が終わってから購入しています。

収納用品は、片づけをスムーズにしてくれる便利な味方ですが、使い方を間違えるとリバウンドする原因になるので、紹介したポイントを押さえながら、片付けを進めてみてくださいね。

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佐賀県神埼市在住

重松恵美子プロフィール