HSPあるある！1人の時間が欲しい「繊細さん」へ。疲れをリセットする「脳の片付け術」と3つの行動

佐賀片付けトレーナーしげまつえみこです。

1人の時間が十分にないと心身ともに疲れ果ててしまう…そんな経験をしているHSP（ハイリー・センシティブ・パーソン）さんは多いのではないでしょうか？

片付けトレーナーの私自身もHSP気質を持ち、常に1人の時間が欲しいと思っているひとりです。

刺激を敏感に受け取るHSPさんの繊細な心は、「質の高い孤独な時間」を過ごすことでしか、エネルギーをチャージできません。

しかし、「あれもこれもやらなきゃ…」「時間ができたら休もう」と、頭の中もスケジュールもいっぱいで、なかなか1人の時間が取れないまま疲弊してしまう方も多いのが現状です。

今回は、そんな「休むことへの罪悪感」を感じやすいHSPさんに向けて、確実に1人の時間を生み出し、深く休むための3つの具体的なアクションをご紹介します。

刺激を敏感に受け取るHSPさんにとって、「休む時間」は贅沢ではなく、生命維持に必要な時間です。

「いつかタスクが片付いたら、楽しもう」と思っていませんか？

HSPさんの脳は常にフル稼働しているため、「時間ができたら休もう」では、永遠に休む日は来ません。

アクション： 先に「自分のやりたいこと」、もしくは「何もしない日（回復の日）」をスケジュールに書き込んでしまいましょう。

他にやることがあるのに休むことに対し、罪悪感を感じる方もいるかもしれません。しかし、「私には1人時間が必要なんだ！大切なんだ！」と、自分自身がしっかりと理解し、優先順位の筆頭に置くことが、自己肯定感を高める第一歩です。

頭の中が「あれこれやらなきゃ」でカオスになっていませんか？タスクが整理されていない状態は、脳にとって大きな負荷（刺激）になっています。

そんな時は、「脳の片付け（ブレインダンプ）」をやってみましょう！

あなたがやろうと思っていること、しなければいけないこと、頭の中にあるモヤモヤを、何も考えずに紙に書きだすだけです。

頭の中だけで処理しようとすると、情報が無限にループし、無駄にエネルギーを消費します。紙に書き出して頭の中を可視化することで、以下の変化が起こります。

脳内を整理することで、時間の使い方が変わり、本当に必要な1人の時間が生み出されます。

日々忙しすぎると、時間とは「効率よく使うもの」という考えに囚われがちです。しかし、HSPさんにとって大切なのは、「時間をどう感じるか」という質的な視点です。

時間の整理術の本だけでなく、自分の人生の時間の使い方、価値観が変わる本を読むこともおすすめです。

『限りある時間の使い方』：人生の時間が限られているという視点から、「今をどう生きるか」を教えてくれます。効率ばかりに囚われていた自分に気づきを与えてくれました。
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』：後悔しない人生を送るために「経験」を重視すべきだと説いています。今の時間の使い方を深く考えさせられる一冊です。