子育て世代のライフステージの変化に伴い、「収納たっぷりの広い家」へ新築・引越しをされる方は多いかと思います。

「これでやっと片付けの悩みから解放される!」そう期待していたのに、「家は広くなったのに、なぜかモノを探している時間が長い」「結局、リビングが散らかっている」と感じていませんか?

実は、住まいの広さと片付けの悩みは必ずしも比例しません。

むしろ、スペースの余裕が新たな散らかりを生む「片付けの盲点」が存在します。

今回は、引越し経験者であり片付けの専門家である筆者が、広い家が片付かない根本的な理由と、一生ものの「散らからない仕組み」を手に入れるための具体的な解決策をお伝えします。

この記事でわかること

  • 広い家でモノが増え、散らかる具体的な3つの原因

  • 片付けが成功する鍵となる「仕組み化」の重要性。

  • リバウンドしないためのモノの適正量の見極め方収納のルール

【広い家あるある】「片付け下手」ではなく「仕組みの穴」!よくある3つの落とし穴

広い家に引越したことで、「スペースの余裕」が生まれ、かえって片付けの難易度を上げてしまうケースが多々あります。

これが、広い家ならではの「散らかる落とし穴」です。

1. 「まだ入る」という安心感が【モノの適正量】を見誤らせる

最も危険なのが、収納スペースの量=モノの量と勘違いしてしまうことです。

広い収納を見ると、「まだ大丈夫」「ここにも入れられる」という安心感が生まれ、必要のないモノの購入や、使わないモノの「先送り収納」が習慣化します。

結果として、使っていないモノが収納の8割以上を占め、本当に必要なモノだけを取り出す作業(出し入れ)がストレスになり、リバウンドの温床へ。

  • 問題: ストックや死蔵品が把握できなくなり、二重買いが増える。

  • キーワード: モノの適正量、ストック管理、死蔵品

2.「とりあえず置き」が増え、【モノの定位置】が機能しない

スペースにゆとりがある分、玄関先や廊下、使っていない部屋の隅など、「とりあえずここに置いておこう」という仮置き場が家中に増殖します。

仮置き場が定着すると、モノの本来の「定位置」が曖昧になり、家族全員が「どこに何を戻せば良いか分からない」状態に陥ります。

広い家では、探し物にかかる時間も労力も増大し、毎日の小さなストレスになります。

  • 問題: 散らかりの連鎖が発生し、家族間の「あれどこ?」が増える。

  • キーワード: 定位置管理、動線収納、探し物

3.「見えない場所」が増え、【デッドスペース】が管理しきれない

広い家、特に大容量の壁面収納や奥行きの深いクローゼットには、手が届きにくい、または目が届きにくい「デッドスペース」が生まれやすくなります。

  • 使っていない部屋

  • 奥行きのある収納の奥の奥

  • 階段下の収納

こうした「見えない場所」にモノを押し込むことで、収納はパンクし、いつの間にか何年も開けていない「開かずの扉」が生まれてしまいます。

「どこに何があるか把握できていない」状態では、どれだけ収納があっても片付いているとは言えません。

  • 問題: 収納のブラックホール化が進行し、モノの把握が不可能になる。

  • キーワード: 収納の見える化、管理範囲、死蔵品

「広さ」ではなく【一生散らからない仕組み】を作る3ステップ

では、広い家でもスッキリ快適に暮らすためにはどうすれば良いのか?

大切なのは、「広さ」ではなく「片付けの仕組み」に目を向けることです。

Step 1: モノの【適正量】を見極め、「ワンイン・ワンアウト」を徹底する

どんなに広い家でも、まずはご自身の暮らしに本当に必要なモノの量(適正量)を見極めることが最優先です。

  • アクション: 「使用頻度」「必要性」で仕分けし、収納スペースの7〜8割を上限とする。

  • ルール化: 新しく何かを購入する際は、「ワンイン・ワンアウト」(一つ買ったら一つ手放す)を徹底し、モノの総量を増やさない仕組みを家族で共有しましょう。

Step 2: 全てのモノに【定位置】を明確に決め、動線収納を意識する

「どこに置けばいいか迷わない」状態を作ることが、散らからない家への最も重要な一歩です。

  • アクション: 「使う場所の近くに収納する」という動線を意識した定位置決めを徹底する。

    • 例: 郵便物はキッチンカウンターではなく、書類処理セットの横に定位置を設定する。

  • ルール化: 家族みんなが理解できるようシンプルな定位置を決め、ラベリングで見える化し、使ったら必ずそこに戻す習慣をつけましょう。

Step 3: 収納を【見える化】し、定期的な「棚卸し」を習慣化する

デッドスペースや奥行きのある収納も、管理可能な状態にすることがリバウンドを防ぎます。

  • アクション: 扉の奥や奥行きの深い場所も、何がどこにあるか一目でわかるように収納グッズを活用する。(例:透明な収納ケース、引き出し式のケース、収納ケースの正面へのラベリング)

  • ルール化: 月に一度など、収納スペースを定期的に見直す(棚卸し)日を設け、不要なモノが溜まっていないかチェックする習慣を家族で持ちましょう。

【体験談】広い家でこそ「片付けの知識」が必須な理由

私自身、4回の引越し経験の中で、自己流で荷物を減らしたものの、新居でまた同じ片付けの悩みに直面しました。

なぜ、広い家に住んでも片付かなかったのか?それはシンプルに「片付けの基本や順番を知らなかったから」に尽きます。

引越し前は、「どう収納すれば荷物が収まるか」ばかりを考えていました。

しかし、本当に必要なのは引越し前に「整理」をしてモノの量を最適化すること、そして引越し後に「使いやすい収納の仕組み」をデザインすることだったなと思います。

片付けは、センスや性格ではなく、「知識」を学んで身につけ、練習すれば必ずできるようになるスキルです。

水泳や英語、習い事も練習すれば上達していきますよね。それと同じ!

ライフステージが変わる時こそ、片付けの仕組みを作る絶好のチャンスです。

理想の暮らしは、「空間の質」から生まれます。

広い家こそプロと学ぶ!まずは【オンライン片付け体験】で一歩を踏み出しましょう

「仕組み化が大切だとわかったけれど、どこから手を付けたらいいか分からない」「広い収納スペースを見たら、途方に暮れてしまう」と感じていませんか?

広い家での片付けは、初期の設計と仕組み作りが成功の鍵です。自己流で時間を浪費する前に、プロの知識を取り入れるのが最短ルートです。

【初回限定:オンライン片付け体験(60分)】では、あなたの家の間取りやお悩みをヒアリングし、広い家ならではの散らからない「仕組みの設計図」を具体的に提示します。

  • 自宅にいながら、スキマ時間にプロの指導を受けられる!

  • 広い空間を活かす収納計画を具体的にアドバイス!

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「広い家でこそ実現できる、ゆとりある快適な暮らし」を、片付けの知識と仕組み化で一緒に手に入れましょう!

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広い家でこそ実現できる、ゆとりある暮らしを一緒に手に入れませんか?

「広い家に住めば片付く」という誤解から解放され、「自分の暮らしに合ったモノの量」と「使いやすい収納の仕組み」を整えることこそが、本当に快適な空間を作る鍵となります。

家が広くなっても片付けの悩みが尽きないと感じるなら、それはあなたが悪いのではなく、「片付けの仕組み」がまだ十分に整っていないだけかもしれません。

もし「どうすればいいか分からない」「一人では進まない」と感じているなら、ぜひ一度ご相談ください。

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片付けパーソナルトレーナー
しげまつえみこです。

訪問・オンライン(オンライン全国対応)
で片づけをサポートしています。

お母さんの暮らしがラクになる工夫
片付けの仕組み作りの話などを
アップしています。

佐賀県神埼市在住

重松恵美子プロフィール