「また買ってしまった…」そんな経験はありませんか?ついつい買ってしまう衝動買い、その背景には、様々な心理が潜んでいます。
今回は、なぜ人は衝動買いをしてしまうのか、そして衝動買いが片付けにどう影響するのかについてご紹介します。
衝動買いを引き起こす心理
衝動買いには、様々な心理が関わっています。代表的なものをいくつかご紹介します。
承認欲求
誰かに認められたい、かっこよく見られたいという気持ちから、流行りのアイテムや高価なブランド品を買ってしまうことがあります。SNSの普及により、この傾向はますます強くなっています。
不安の解消
何か不安なことがあると、それを紛らわせようと、何かを買ってしまうことがあります。ストレスを感じている時に、衝動買いをしてしまうケースは多いです。
自己肯定感の向上
自分に自信がない時、新しいものを手に入れることで、自己肯定感を高めようとする心理が働きます。
お得感
「今だけ」「数量限定」といった言葉に弱い人は、お得に買えるという心理から、衝動買いをしてしまう傾向があります。
ストレス解消
ストレスを感じた時に、新しいものを手に入れることで気分転換を図ろうとする。
衝動買いが片付けに与える影響
個人の買い物(衝動買いを含む)は、環境問題に繋がっており、私たちの生活に様々な影響を与えていますが、そのことを意識して過ごしてる方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか?
私も片付けの仕事を始めるまでは、意識したことがありませんでした。
片付けサポートしていく中で、自分の買ったものが管理できずに悩まれてる方が少なくありません。
衝動買いは、以下のように部屋が乱れやすく、片付けにくくなる影響があります。
収納スペースが足りなくなる
衝動買いしたものが増えることで、収納スペースが足りなくなり、部屋が散らかってしまいます。
片付けが難しくなる
似たようなものがたくさんあると、どこに何をしまったのかわからなくなり、片付けが難しくなります。
ストレスが増える
片付けられないことで、ストレスを感じたり、自己肯定感が下がる可能性も。
衝動買いを防ぎ、スッキリ暮らすために
衝動買いを防ぎ、すっきりとした生活を送るためには、以下のことを心がける必要があります。
本当に必要なものか考える
今は必要でないものを必要と思わせる社会になっています。購入前に、本当にその商品が必要かどうかを冷静に考えましょう。
衝動買いしやすい場所を避ける
簡単・安い・便利なものが溢れています。セールやバーゲンなど、衝動買いしやすい場所を避けましょう!オンラインショッピングも要注意です。
一旦、立ち止まる
欲しいと思った時にすぐに買わず、一度冷静になってから購入を検討しましょう。
衝動買いとの付き合い方
ストレス発散の手段として、買い物をする。
しかし、その買い物が家の中を散乱させ、さらにストレスを増やしてしまう。
負のスパイラルに陥ってしまいます。
大量生産、大量消費の世の中で暮らしている以上、衝動買いは、誰にでも起こりうる現象です。
まずは、自分の気持ちを理解し、何が自分を衝動買いさせているのかを分析することをおすすめします。
「今、本当に自分が必要としているのか?」
「ストレス発散で買おうとしていないか?」
自分の感情と向き合ってみてください。
これ以上、物に溢れて暮らしたくない方は、衝動買いを防ぐことが片付けの一歩となります。
捨てるよりも物が入る入り口を見直していきましょう!
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片付けトレーナー
しげまつえみこです。
訪問・オンライン(オンライン全国対応)
で片づけをサポートしています。
お母さんの暮らしがラクになる工夫
片付けの仕組み作りの話などを
アップしています。
佐賀県神埼市在住